エアクッション法 割れ物防止用の包装材:プチプチエアクション(別名エアキャップ)を使って褥瘡の治療や予防を安価に早く行う ことができます。 この方法をエアクション法と呼んでいます。治療には3種類の方法があり、その詳細をPDFファイルにまとめました。下記よりダウンロードしてご参照ください。
エアクッションの使用法 小粒プチプチを使ったロール巻き 中粒小粒2層を使ったロール巻き 注:中小2層の方が弾力性も良く長持ちするが縦横5cm以上ないと中粒がつぶれます。 注粒を内側にロールを硬めに巻き、紙絆で止めてください。 中粒小粒2層を使ったロール巻き 使用済みのポリ製20㏄注射アンプルを芯にいれたロール巻きは、芯なしのロール巻きよりつぶれにくいために皮膚への接地面積が狭い分(約2分の1)だけ褥瘡への血流が多くなり、直りが早い.但し痩せた人の腸骨陵などの極端な骨突出部には不安定で固定しにくい欠点がありその場合は芯なしロール巻きの方が柔軟で固定しやすい。 大きな褥瘡の場合
エアクッション法のメリット 疼痛等の苦痛を早く取り除けるため、患者自身で体位変換が容易となる。 エア・クッションは廃物利用も可能で新品を買っても安く、経済的である。 体位変換の間隔を5時間まで延ばすことも可能で、介護人・家族にとって負担軽減となる。 使用法をよく説明すれば家族でも使用可能で、電動エア・マット等の導入前から治療開始できるし、夜間や休日に便等で汚染した時も交換可能。 褥瘡の再発予防も可能と思われるので、在宅治療の可能性が増える。 高価な褥瘡軟膏治療の期間が短縮されるため医療費の削減になる。