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Q
- 胃カメラ(上部消化管内視鏡)を受けるにはどのような手順がありますか?
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A
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通常は、事前に一度受診して、問診・診察・血液検査を受けていただきます。ご予約の時点で普段飲んでいるお薬の内容や他院での診療の情報もお伝えください。
保険診療で内視鏡検査を行う条件として、食道・胃・十二指腸のいずれかの症状があるか、以前から内視鏡で経過を診なければならない状態や疾患をお持ちの場合に限られます。上記の条件のいずれにも当てはまらない方は、自費診療もしくは検診やドックのご利用となります。胃がん検診やドックのご予約はお電話でお取りすることもできます。
いずれの場合でも経鼻内視鏡もしくは、鎮静剤で眠っている間に行う方法(セデーション内視鏡)をご選択いただくことができますが、予約時に申し出てください。
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Q
- 眠っている間に行う内視鏡(セデーション内視鏡)とはどんな方法なのでしょうか?
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A
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通常の咽頭麻酔(のどの麻酔)による方法でもあまり抵抗無くできる方も多くいらっしゃいますが、喉の局所麻酔薬が合わない方や検査に対する抵抗感の強い方は、このセデーションでの内視鏡検査を選択いただくことができます。
のどの局所麻酔を全くせずに、鎮静剤を注射して眠ってしまってる間にすべてが終了してしまいますので、とても楽です。今までにこの方法で不成功に終わった方は一人もおりません。まずは、お気軽にご相談ください。
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Q
- 眠っている間に行う内視鏡(セデーション内視鏡)は、いくら位かかりますか?
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A
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保険診療の場合、通常、事前に問診(診察)と血液検査の受診が必要となり、その時点で、初診の場合、1割負担の方は約500円ほどの自己負担となります。検査当日は一割負担の方で1,700円くらいで、組織検査も行いますと、さらに1,300円くらい追加になります。
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Q
- 「大腸内視鏡検査は苦しい」とよく聞きますが、本当ですか?
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A
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いいえ。通常はあまり痛くないことが多いです。大腸内視鏡挿入の修練を積んだ医師が行えば、癒着や炎症などの疾患ばない場合はほとんど苦痛感じられないことが多いとされてます。
過去に腹部の手術や炎症の疾患にかかったことがある方は、大腸の外側が他の臓器や腸同士で癒着している場合が多く、痛みが生ずる場合が多く見受けられます。検査中、痛みがある場合は遠慮なくお伝えください。
無理をすると危険ですので、途中でそれ以上の挿入を断念することも考えながら、安全第一に検査を行います。
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Q
- ポリープはその場で取れるのですか?
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A
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電気メスを使用して切除する場合、後で出血や穿孔(穴が開くこと)の酒応じる場合があるとされております。最近は電気メスを使用せず削り取るだけの方法も行われております。いずれの方法でもその危険性は、全国統計で数千人に1人程度と言われてます。予めご承諾いただいた方のみ行います。
2㎝を超える大きなポリープの場合は、その場で取らず、入院設備のある施設に紹介して、後日、改めて切除してもらいます。あまり大きくないポリープの場合、当院でその場で内視鏡的に切除することもできます。トラブルがない限り日帰りです。
1週間後、取ったポリープに悪性所見が無いかどうかの病理組織検査の結果を聞きに来ていただきます。
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Q
- 大腸内視鏡検査はいくら位かかりますか?
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A
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事前の血液検査と下剤処方の受診をしていただき、後日、検査になります。初診日は1割負担の方は、合わせて、1,700円くらいで、検査当日は2,000円ほどです。
ポリープ切除術を行った場合は、その部位と数によって異なりますが、1割負担で6,500円~10,000円くらいになります。
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Q
- 市民特定健診・がん検診を受けたいのですがどのようにしたらよいのでしょうか?
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A
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原則として、ご予約をいただいております。特定健診・がん検診の案内の封筒がご自宅に届きましたら、お電話で仮予約いただくか、そのご案内の封筒(シール)を持って来院してください。とくに胃がん検診は必ずご予約が必要です。
胃がん検診以外につきましては、状況によってはご予約なしで受けていただける場合がございます。
胃がん検診は内視鏡だけで行っており、バリウム検査は行っておりません。